ちっちゃい!レザーマン スタイルPS
ロープあやすのに必要だから…。
どうも、ボーズマンです。
レザーマンスタイルPSの誘惑に負けました。
締まったパラコードとか、細いロープには必要だから…。
いつだったか仕事で
「500kgくらいの物置吊った後の、ガチガチに締まったロープ」
を道具無しでほどかなければならない事がありました。
その時心底、ペンチがあればなぁ!と思ったものです。
まぁレザーマンのシグナル持ってるんで、そっち持っていけば良かったんですけど。
ひとつ前の記事で紹介した財布に常に入れておける、小さいペンチ…。
そんなものあるのか?ありましたわ。買ってしまいましたわ。
レザーマンはズルいわ。
△ジッポと比較
ホントにコンパクトです。
ジッポより少し長く、細く、薄い。
手の平に収まる、悪く言えば頼りなさすら感じる程です。
△ハサミ バネが長く細い
一つ目の機能、ハサミです。
刃の部分はギザギザなどはなく、ストレートなもの。
刃同士の擦れか、少々動きにはゴリゴリ感があります。
あと、バネが細くて長い。
Amazonのレビューにもあった”バネが折れる”、というのも少し分かるかも。
ただ、見た目は頼りなさげですが、動かした感じそこまで心配ないです。
△爪ヤスリとちっさいマイナスドライバー
二つ目の機能、ヤスリ兼マイナスドライバー。
割と鋭いので、注意してないと引っ掻き傷できそうです。
ヤスリは不規則なパターンで、かなりザラついてます。
△ピンセット とても絶妙なテンションで格納
三つめの機能、ピンセットです。
個体差にもよりますが、メチャメチャ固くて抜けない事もあるそうです。
自分のは絶妙なテンションが掛かっています。
どんなにムチャクチャに振り回しても脱落せず、抜きたい時にはズズッと抜ける。
そんな良い感じでした。
△ピンセット 面白い
このピンセット、先端は斜めにカットされています。
加えて、その斜めにカットされた線も、完全に一致しない線となってます。
細い”Δ”字のようになっていると言えば分かりやすいでしょうか。
斜めカットの先端2割だけが交わっています。
自分はコレを仕様、メーカーが頭をひねって作った結果だと考えました。
下8割は抜きたい物を掬い上げるようにして掴み、上2割は点で摘みたいものを摘まめるように。
そういった好意的な解釈をさせてもらいました。
じゃなきゃ手抜きです。
ピンセットの根元も面白く、本体は2枚の板で出来ていることが分かります。
1枚は巻き込むようにして、抜き出す際に爪を引っ掛ける部分にしてあります。
と同時に、2枚目を抑えて纏める役割も果たしている。
大抵、樹脂や別パーツで引っ掛け兼抑えを作ってるのを見てきたので、ちょっと新鮮。
△ニードルorレギュラープライヤー、ワイヤーカッターを兼任
四つ目、メイン機能のプライヤー、ペンチです。
一杯に開いて、摘まめる最大サイズは2.3cm程度。
ニードルノーズなので力も掛けやすいです。締まったロープも簡単。
真ん中付近、レギュラープライヤーは最大1cmほど掴めます。
プライヤー自体のバネは少々柔らかさを感じます。
長時間の使用でも疲れが出にくい、そんな反発を見せてくれます。
この小ささで戻ってこないペンチは使い辛さの極みなのでこれは嬉しい。
バネは太くて短い表裏1本ずつで、長期間耐えてくれそうです。
根元はワイヤーカッターです。交換式ではないのであまり使いたくないですね。
△カラビナ兼栓抜き お家芸
こういった小さい、特にEDCツールみたいなものは大体備えてるカラビナ。
栓抜きも兼任してますが、ビールの王冠ぐらいですよね。
コーラもまだありますか。
付いてて使わない機能の代表。
さて、そんなわけでレザーマンスタイルPSでした。
印象はホントに小さい。で、小さい割にはそこそこ重い。
鉄の塊なんで当たり前ですが、中身が詰まってる感があります。
ペンチを展開、収納した時はカチッカチッというクリック音。
しっかりロックが掛かった感じで、気持ち良い音です。
普段、必要になる時はいつか分からないですが、持ち歩きならコイツで決まりです。
ナイフが付いてないので、銃刀法、軽犯罪法にも触れない。
いや、どうでしょう、ハサミと鋭いヤスリがあるので軽犯罪法には触れそう。
まぁナイフ付きよりは格段に安全ですし、仕事で使うという言い訳も立ちます。
歩き旅にはビクトリノックス、財布に挟むのはコレ。
また、小さくてナイフ無し、となると小さいお子さんにも安心して贈れるのではないでしょうか。
初めてのマルチツールにいかがでしょう。
その際は瓶コーラも忘れずにご注文ください。
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