第21回、3年越しのリベンジマッチ part2
2日目です。
思ったより暗くておっかないのと、体の慣らしの為に1日目は10kmしか進まず。
こんなんで到着できるのか!?
どうも、ボーズマンです。
稚内リベンジ、2日目、書いていきます。
△2時半から3時が自分の起床時間 スノーシェルター手前
初日はサロベツ原野駐車公園で寝て、2日目はどこまで進めるのか。
当初の計画では、最初の停泊地は10km先、で今日は30km先に着いていないといけない。
慣れてない足でいきなり30km行くか…?
△北緯45度線で 既に背中に疲れが出てる
歩きながらどこまで行くかなー、足大丈夫かー、汗はー、とか考えてます。
よし、10km歩いて今日は大休憩やな!!結論出ました。
△時間の経過を感じる
パーキングシェルターだかスノーシェルターが、45度線モニュメント超えて少し行った所にあるんですけど
そこ歩いてるときに、ハクセキレイが自分に気付いて飛び立とうとしました。
気にせず歩いてたんですが、彼はシェルター内という事を失念していたのでしょう。
ゴン!!
と勢いの良い音がしたと同時に落っこちてきました。
ええぇ…
そこからピクリとも動かないので、なんか申し訳ない事したな…
と思いながら前へ。
幸先良くねぇ…
△度々出てくる青板 確実に進んでいる
稚内まで残り48km、数字だけ見ると頑張れば1日でも行けそうな距離。
フルマラソンにちょっと足しただけじゃん!!
いやキツいだろ、とか一人で考えながら歩いてます。
と、ここでとうとう恐れてた事態に。
足に肉刺!!!
ちっさいけど出来ました。
やっぱ靴が合ってないのか。そもそも足がまだ柔らかい。
諦めて前へ進みます。
△撮るもん無さ過ぎて大体コレ 進んでる
景色は良いんですが、よっぽどの物でもないと全部似たような絵に。
しょうがないから青板取ってます。確実に前に進んでいる、という自分への鼓舞。
ここでリヤカー曳いてるおじさんとすれちがう!!
ボーズマン「リヤカー!?凄いっすね!!」
リヤカーおじさん「そっちもスゴイしょ!!荷物それだけ!?」
ボ「そうでーす!!…え!?裸足!?それで研ぎ師!!??すげぇ!!」
リ「気を付けてー!!」
ボ「そちらもお気をつけてー!!」
お互い歩みは止めず、でもしっかりとお互いの旅の無事を祈ります。
旅の面白い所ですね。
なんか反対の道からこっち来てるな、と200、300m前から思ってたら
まさかのリヤカー、しかもデカい。
気になって調べてみたら、新潟市からお越しの佐藤晴志さんという方でした。
3年前から旅をされてる方で、引いてるリヤカーは130㎏もあるとか。
健脚にも程がある…!!
△自分の足より先に水筒の補修 5年もよく耐えてくれたな
一人で感動しながら進んだりしてたら、ようやっと本日の寝場所に到達。
稚咲内漁港、さきゅうの駅パーキングエリアです。
2日掛かって20km。コレ以上進むのは足によろしくない。
そんな判断で、大休憩、兼寝場所としました。
到着の段階で7時か8時ごろ。
え、ここに20時間はいる気か?俺は?
しょうがないんで、駐車場の隅でゴロゴロしてました。
なんか頭濡れるなーとか思ったら水筒に穴空いてるし、ちっさいトゲみたいなの刺さってるしで数カ所から水漏れ。
コレ明日の歩き出しやばいぞ…。
今はトイレの水を浄水器かけて飲んでるから無限に飲めるけど、コレ20km怖いな…。
肉刺のケア用にテーピングやらバンドエイド持ってたんで良かったです。
結局、肉刺には使うことなく旅を終えましたが。
というか、3年前にあった直売所みたいなトコも無くなってました。
併せて、自販機も消滅。浄水器持って来ててマジで良かった。
20時間もシート広げて座ってたら、そりゃー目に付きます。
いろんな方から声かけて貰いました。
宮城からお越しの方からは、冷たい水や冷えたコーヒーを頂きました。
車に乗ってくかい?とも聞いてくれました。
今回はリベンジなのでお気持ちだけ頂きました。ありがとうございました。
クロスバイクにキャリアいっぱい付けて旅されてる方ともお話ししました。
同じクロスバイク乗りとして気になる事を色々聞きました。
粉アミノバイタルを頂き、二人で一気に飲み干しました。
ありがとうございました。
バイクでお越しの方とは、政治の話から体の傷の話まで色々。笑
その方は体中バキバキでしたがそれでも旅をなさるタフな方でした。
去り際にカロリーメイト頂きました。ありがとうございました。
と、そうこうやっている内に夕方。
やっとこさ涼しくなってきたんですが、車やバイクの人も減ってきました。
で、19時にはトイレにシャッターが下ります。
管理しているおじさんに
「兄ちゃんココで寝るの?しょっちゅう熊出るから気をつけてな!!」
しっかりビビらされました。
駐車場の隅じゃ開放的過ぎて怖いと思ってトイレの裏に行ったり、いつでも動けるようにサコッシュに必要な物だけ詰めたり、サンダルは履きっぱにしたり…。
とにかく逃げる準備を整えて寝ました。
グッスリ寝ました。警戒感無さ過ぎか?
ともかく、これで次の日の20km、前回の心折れポイントまでの準備は完了しました。
後は歩くだけ。さて3年前を超えることが出来るのか。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。